続いて

 亀井義行引退会見の翌日に、大竹寛引退のニュースが入ってきた。大竹寛のイメージはシュート投手。広島が低迷していた頃は、エースとして孤軍奮闘していたのも印象強い。

 2014年に巨人にFAで移籍してきた。1年目は9勝6敗とソコソコの活躍。そこから成績は下り坂で、2018年は先発で2試合しか投げず、もう終わったと思った人は多いだろう。ところが、2019年は中継ぎに転向。これがハマり、32試合4勝8ホールドと活路を見出した。2020年も中継ぎとして、29試合投げたが、膝痛のため開幕一軍だったが、シーズン途中で離脱。そして、引退発表となった。大竹寛は広島の投手というイメージはもちろん強いが、巨人で8年間もプレーした。れっきとした、巨人の選手である。移籍当初は、推定3年契約5億円だったが、8年間トータルで考えると、成功した方ではないか。亀井義行に続きまた一人。お疲れ様でした。