大逆転

 高校野球で大逆転とくれば、第96回全国高等学校野球選手権大会の石川県大会が思い出される。星稜対小松大谷の決勝戦。8回を終わって、小松大谷が8対0と8点リード。決勝戦以外なら、ゴールドになっている点差だが、決勝戦にゴールドはない。9回裏に星稜が9点を取ってサヨナラ勝ち。世紀の大逆転劇となった。その時のエースであり、貴重なツーランを打ったのが、現ロッテの岩下大輝投手である。

 ドラフト3巡目でロッテに。高校卒業と同時にプロへ。1年目のシーズンオフに、右肘内側側副靭帯の再建手術を受ける事となった。それでも2018年には、復活してプロ初勝利を挙げる。2019年には5勝。2020年には7勝と、徐々に先発投手として存在感を出してきた。そして2021年。14試合で8勝4敗と二桁勝利を狙える位置に。それどころか、最多勝も獲れる可能性もある。

 

 そして、今年の星稜高校は、2回戦と3回戦を接戦で勝ったが、準々決勝前に、部員のコロナウイルス感染で大会を辞退となった。

 

後1人

 先日、松坂大輔の今シーズン限りでの引退が発表された。活躍は、ここに書くまでもないと思うので割愛。この世代は松坂大輔が甲子園で活躍して、現時点でタイトルホルダーは沢山いるが、名球会には到達していない。よって、活躍した選手が沢山いるイメージがある。それを松坂世代と呼ぶ。松坂世代とは、1980年4月2日生まれから、1981年4月1日までに生まれたプロ野球或いは、生まれた人のことを呼ぶ。

 さて、この世代も今年で41歳。昨年、名球会に一番近かった藤川球児が引退して、日本球界では松坂大輔和田毅が残った。社会人リーグでプレイしている選手もいるが、年齢から考えて、この2人と勝手に解釈する。松坂大輔は日米通算170勝。2020年は一軍で登板なし。今年も、登板なし。和田毅は日米通算143勝。2020年は8勝1敗の成績を残している。今年は、4勝5敗の成績を挙げている。

 そして、巨人関係では、加藤健、安原政俊、酒井順也実松一成、石川雅実、杉内俊哉木佐貫洋久保裕也矢野謙次、入野久彦、村田修一紺田敏正工藤隆人等がいる。

 

 

フレッシュオールスター

 オールスターに先立って、フレッシュオールスターが行われた。主に若手が出るオールスター。イースタンリーグウエスタンリーグの試合である。巨人の選手は、平間隼人が6番レフトでスタメン。平内龍太。戸田懐生。この3選手が出場。これを経験にこれからの活躍に期待したい。

  それにしても目立った活躍をしたのは、ヤクルト高卒ルーキー内山壮真。星稜高出身でヤクルトのドラフト3位である。2年次に甲子園出場。一つ上の現ヤクルトの奥川恭信と巨人の山瀬慎之助一緒に甲子園準優勝。当時はショートを守りながら4番を打っていた。本職は捕手だが、一つ上に山瀬慎之助がいたので、ショートにコンバートされていた。山瀬慎之助が引退すると、捕手としてチームを牽引していた。かつてはドラフト1位候補にも挙がっていたが、コロナ禍による事情や、体が小さいと言うことから、1位指名リストからは消えていた。それでも、ヤクルトに3位で入団。試合では、本塁打と四球で勝利に貢献。見事MVP。巨人での捕手は同じ高校出身の山瀬慎之助がいるため、捕手での指名は難しかったが、結果論ではあるが、1年目からセカンド行けたんではないかと思ってしまうほどの活躍である。

 

オールスター

 今年のオールスターは1勝1敗で終えた。巨人軍の選手は

 高橋優貴は第1戦の先発。2回を2失点。山川穂高にタイムリー2点二塁打を打たれる。

 戸郷翔征は高橋優貴の後を継いで3回のマウンドへ。レアードに本塁打。1回1失点。

 ビエイラ。8回裏に登板。島内宏明にヒットを打たれるも無失点ピッチング。9回表にセリーグが勝ち越したため、勝ち投手に。

 高梨雄平。9回登板。打者1人を抑える。

 坂本勇人。第1戦は1番ショートでスタメン。4打数1安打。第2戦は代打での登場。ヒットを打ち、5の2で4割。

 岡本和真。第1戦は4番サード。3打数1安打1盗塁。第2戦は5番指名打者で2打数0安打。滅多に見れない盗塁で存在感。

 ウィーラー。第1戦は途中出場で安打。第2戦は3番ファーストでスタメン。3打数2安打。2戦合計4の3で.750と絶好調。

 

 そこそこ活躍したオールスター。オリンピック休みで間は空くが、後半戦もこの調子で活躍してほしい。

 

順位のおさらい

 坂本勇人の安打数の順位のおさらい。昨年2000本安打を達成。今年は2003安打からスタート。歴代52位であった。駒田徳広田中幸雄、ラミレス、柴田勲野村謙二郎、新井昌宏、小久保裕紀荒木雅博和田一浩加藤英司江藤慎一有藤道世を抜いて、歴代40位まで上昇。指の骨折で1ヶ月間離脱したにも関わらず、上がった方だと思う。

 後半戦で1安打打てば、谷沢健一に並び、猛打賞なら谷沢健一を抜き、藤田平に並ぶ。後半戦も坂本勇人の安打上昇に注目したいと思う。たくさん安打を打ち、打点を挙げれば、勝ちにつながりチームの上昇につながる。その前に、オリンピック。坂本勇人の活躍に期待。

 

虎の子の1点

 阪神対巨人の第3戦目は文字通りに1点を争う展開。巨人の先発の高橋優貴は、今シーズン阪神戦3戦3勝。対する西勇輝も巨人戦3戦3勝。どちらも、投げれば勝ち投手になっている状態だ。しかし、今日投げ合うことにより、どちらかに勝ちがつかない。或いは、両方つかない場合もある。

 試合は両チーム無得点のまま、8回表に。先頭の亀井義行がフェンス直撃の二塁打。ここで、代走に増田大輝。続く北村拓己がバントをきっちり決めて、ランナーは3塁へ。続く大城卓三がレフトへタイムリー。巨人が先制する。その後は、大江竜聖、ビエイラとつなぎ1対0での勝利。文字通りに虎の子1点を守り切った。阪神との3連戦に2勝1敗と勝ち越し、ゲーム差は1.5に。明日は、巨人は試合なし。阪神ベイスターズと試合。他力にはなるが、さらにゲーム差は縮まるかもしれない。長期中断まで後2試合。さあ、総力戦だ。

 

名誉挽回

 挽回とは、一度失ったものを取り返すと言う意味である。2.5ゲーム差で迎えた首位攻防戦。3回裏、ウィーラーが後逸。続く、坂本勇人も後逸とノーアウト1塁3塁と相手にチャンスを与えてしまう。近本光司の内野ゴロと糸原健斗のタイムリーで2点を先制されてしまう。その後、ウィーラーの本塁打で1点を返すも、追加点を奪われて1対4に。7回表にウィーラーのヒット、松原聖弥の二塁打でチャンスを作るも、雨足が強くなってきて、雨天コールドゲームとなった。痛い黒星を記す。

 絶対に負けられない第2戦。初回に坂本勇人二塁打でチャンスメイク。ウィーラーがタイムリー。初回に4点を先制。その後もウィーラーの本塁打坂本勇人本塁打と追加点。8対1での勝利。この2人が見事に昨日の借りを返した。先発メルセデスは5勝目。先発ローテーションが苦しい中、救世主となっている。なんとしても勝ちたい明日。高橋優貴頼んだぞ‼️