同期に負けるな

 10月22日。みやざきフェニックスリーグのヤクルト戦。堀田賢慎が4回から2番手で登板。2回を1安打無失点4奪三振と好投した。最速は151キロを記録。

 2019年ドラフト会議。巨人は奥川恭伸を1位指名。ヤクルトと阪神との競合となり、抽選の結果、奥川はヤクルトへ。更に、外れ1位で宮川哲を指名したが、これまた西武との競合で、抽選の結果西武へ。外れ外れ1での指名となった。ところが、2020年の4月に右肘のトミージョン手術。2020年オフにはリハビリ前提の育成契約に。2021年は育成選手として過ごす。オフの活躍やシーズン開幕前のオープン戦などで結果を残せば、支配下に戻れる可能性もある。そこで、チャンスを掴み活躍できれば、ドラ1で獲得して良かったと言うことになる。高卒同期の奥川恭伸や宮城大弥、佐々木朗希はすでに1軍で活躍しているが、堀田もそこに入っていきたい。ただ、焦りや無理は禁物。トミージョン手術も、2年間みっちりトレーニングができたと思えば、良かったのではないか。それも、結果を残してから言えるのであろう。