金の卵が日本に?

 コロナウイルスの影響でMLBのドラフトが1球団につき40巡目まで指名するところを、今年のドラフトは5巡目指名までに。来年のドラフトにおいても20巡目指名までになることとなった。メジャーリーグにおける雇用が大幅に減少すると言うことだ。昨年のエンゼルスは40人指名のうち、32人が入団した。そして、6巡目〜40巡目まで指名されるはずだった選手が指名されなくなる。すなわち、日本に来たり、米独立リーグ入ったり、韓国や台湾に来たりする可能性がある。まだシーズンは始まっていないが、今シーズンオフのスカウトの眼力が試されることにもなる。

 例えば、マイコラスは2009年ドラフト7巡目で指名されている。今年の例に当てはめていると、大リーグ入りしていない。いきなり、日本に来た可能性も考えられる。

 どうやらアメリカには日本でいう田澤ルールはないようだ。シーズン前ではあるが、来シーズンの外国人選手の楽しみが出てきた。その前に、日本は6月下旬開催、アメリカは7月開催に向けて動いている。どのような形態になるかは分からないが、まずは開幕することを祈りたい。