生き残りをかけて

 昨日書いた高田萌生とくれば、大江竜聖だろう。高田がドラフト5位で大江がドラフト6位。右の高田に対して左の大江。今年は4年目。今年一定の結果を残さないと、来年は同学年の大卒選手との争いにもなる。大卒者が入団する前に一定の成績を残したい。 

 高校は二松学舎附属高校で1年時から控え投手に抜擢されて期待されていた逸材。1年時の夏、2年時の春と甲子園出場に貢献。センバツでは松山東相手に16奪三振とポテンシャルを見せた。

 入団後は1年目から2軍の先発投手の座を掴み、12試合で4勝3敗。防御率2.30。と好成績を残し、期待がかかる。高田と共に、キャンプから注目される投手に。2018年も2軍で3勝7敗。成績は落ちたが、名前はそれなりに聞いた。3年目はキャンプやオープン戦から絶好調。開幕1軍を果たしたが、8試合に登板。防御率6.75と1軍の壁に跳ね返された。4月15日に二軍降格となる。まずは左の中継ぎとして結果を残したい。田口麗人が先発復帰したため、中川皓太は確定的なので、高木京介藤岡貴裕、戸根千明らと残り2つの枠を争う。昨年少し投げたことから、必ずチャンスは訪れる。そのチャンスをモノにして、飛躍していきたい。