開幕5戦目で今シーズン初黒星

 ファンなら、今年で言うなら120試合全勝を願っている人もいるだろう。今年、開幕4連勝した事で120勝いけるのではないかと思ってしまった。昨日負けた事で現実に戻った。さて、4試合完璧に勝ってきたが、昨日負けてしまった敗因はどこにあるのだろうか?

 

 もちろん油断していたわけではない。ただ、初回に鈴木誠也にツーランを打たれていきなり出鼻を挫かれた。2点差つけられるという、今年ほとんどない苦しい展開に。そしてその裏、九里亜蓮に完璧に抑えられた。流れを引き寄せることができなかった。逆に流れはカープの方へ行った。次の回に田中広輔にもツーランを浴びた。0対4。更に重苦しい展開に。そして3回に菊池涼介に初安打。この男を乗せてしまった。次の打席でダメ押しの本塁打を打たれる。打線も九里亜蓮と継投の前に3安打と沈黙。これでは流石に勝てない。サメ男パーラも沈黙。これは仕方ない。完敗だ。翌日、池田駿とウィーラーのトレードが発表された。原監督の油断していると、巨人では居られなくなるぞという無言のメッセージもあった。負けた次の日が肝心。そろそろ、丸佳浩に当たりがほしい‼️

新加入ウィーラー‼️

 開幕直後に巨人と楽天で電撃トレードがあった。巨人から楽天に行くのは池田駿投手。新潟明訓高、専修大ヤマハと経て2016年ドラフト4位で入団。2017年のルーキー年は開幕1軍。左の中継ぎとなった。そして、谷間には先発を任される事も。ルーキー年は33試合に登板。2年目は初勝利を挙げるも、成績は少し下がった。そして、昨年度は2試合の登板に終わった。中川皓太のセットアッパー。高木京介の安定感。藤岡貴裕の復活により、1軍左腕は埋まる。更に、戸根千明や大江竜聖らも控えていることから、トレードに選ばれたのだろう。

 

 一方のウィーラーは2015年に楽天へ入団。今年6年目の選手である。本塁打は14、27、31、15、19と5年間で106本打っている。2018年には盗塁を試みた際に2塁へヘッドスライディング。左手人差し指を剥離骨折。不振になったら、スランプが長いイメージだった。ブラッシュやロメロの打者が好調なため、初の開幕2軍。そして、トレードとなった。

 

 では、ウィーラーはどのように使っていくのか。ポジションはサードとレフト。サードは岡本和真がいる。中島宏之が不調になった時に、サードがウィーラー、ファーストが岡本和真。或いはこの逆で使うのか。外野は不調だが、センターの丸は余程な事がない限り固定。レフトは亀井義行。ライトはパーラ。パーラが不調になった時に、ライト亀井義行、レフトがウィーラーという事もできそう。左投手の時に、陽岱鋼や石川慎吾との争いになるのか?

 

 枠が増えた今年だからできる補強。なかなか、良いものだと思うので、後はこの補強が大成功してほしい。

開幕4連勝‼️

 巨人が広島に3対2で勝ち開幕4連勝となった。巨人の先発投手は戸郷翔征。高卒2年目の若手期待の投手。初回を3者凡退と最高のスタートを切る。その裏、坂本勇人の安打、盗塁、岡本和真のタイムリーと最高の形で先制点。2回表に同点に追いつかれる。その後は痺れる投手戦が続く。

 そして5回裏。サメ男のパーラが安打。盗塁失敗で流れが変わると思われたが、炭谷銀仁朗が安打で再びチャンスを続く。9番戸郷翔征は送りバント失敗。これはヤバイと思ったが、2死1塁から北村拓己がセンターオーバーのタイムリーツーベース。そして、四球が続き岡本和真の押し出しの四球。これで3対1。その後は鍵谷陽平、中川皓太、デラロサと繋ぎ。3対2で逃げ切る。

 

 この試合は戸郷翔征の好投、北村拓己のタイムリーなど様々な勝因があったが、個人的には中継ぎの継投が良かったことだと思う。そして、中継ぎ陣の失点はゼロ。先発投手に全て勝ち星がつく。この試合が続けば無双だな🤗と思う試合。しかし、このようにうまくいかない事もあるだろう。その時に本当の力が試される時だ。

巨人と阪神の差

 開幕3連戦が終わった。巨人の圧勝で3タテ。この差は何だったのか?それは新外国人のパーラとボーアの差だったと思う。パーラは3試合で7番。最も楽な場面で打席に立てた。一方のボーアは2試合が4番で3試合目は6番に降格となった。

 

 パーラは二ゴロ、四球、三振、内野安打

 ボーアは補邪飛、三振、三飛、三ゴロ併殺

 

パーラ3の1、ボーア4の0

 

    パーラは二ゴロ、四球、右安、本塁打(3)、

 ボーアは一ゴロ、二ゴロ、二ゴロ、三振

 

パーラ3の2、ボーア4の0

 

 パーラは四球、中安(1)、本塁打(2)、三振

 ボーアは遊ゴロ、中飛、二ゴロ、一ゴロ

 

パーラ3の2、ボーア4の0

 

    パーラは安打も出たが、キッチリと四球を選んでいる。偶然にも1日1個ずつ。そして、ランナーがいる時は凡打もあったが、本塁打も出てチャンスを確実に物にしている。一方のボーアはボールを引っ掛けて内野ゴロの山を築いている。そして、チャンスの場面。第2戦で満塁のチャンスで高木京介相手に三振。第3戦でも満塁でリベンジのチャンス。相手は奇しくも高木京介。そして、リベンジ果たせず二ゴロ。この差が結果に表れたとも言える。

 

パーラは9の5、2本塁打

ボーアは12の0。

 これはあくまでも3試合の成績。パーラも研究されるかもしれないし、ボーアも打ちまくるかもしれない。いかにしても、新外国人が打てばチームに勢いがつくだろう。プロ野球はまだ始まったばかり。後117試合ある。これからも熱い戦いが見れるだろう。

 

 

 

 

開幕3連勝

 第3戦はガルシアとサンチェスと言う両外国人投手の投げ合い。特にサンチェスは3日前のファームでの試合で少し投げたが、1軍ではもちろん初登板初先発。試合は2試合ヒットの出てなかった近本光司がライトへ先頭打者本塁打。サンチェスの出鼻を挫く一撃。阪神は一気にサンチェスを潰したかったが、糸原健斗、糸井嘉男、マルテと後続は断たれた。巨人もガルシアの前にチャンスを作るも得点につながらない。

 

 そして4回裏。先頭打者は丸佳浩。スタメンで丸佳浩だけ安打が出ていなかった。阪神は打たせたくなかったのだが、綺麗にセンターへ打ち返されて先頭打者を許す。そこから、巨人の打線に火がつき、岡本和真がツーラン本塁打。そして、チャンスは繋がり、代打の北村拓己にプロ入り初安打初打点を献上してしまう。4回と5回で7得点。勝負ありだった。

 

 勝負を分けたのは、高木京介対ボーアの対戦。前回は満塁で三振だった。高木京介が大ピンチを抑えた結果だった。そして本日の第2ラウンド。ボーアはリベンジの大チャンス。結果は二ゴロと高木京介に軍配。これで全てが決まったと言っても良いだろう。

 阪神打線が不調だったのか、巨人の中継ぎ陣が好調だったのか分からない3試合だった。

・先発3人に勝ち星

阪神の得点は西の本塁打、タイムリー、原口の本塁打、近本の本塁打。打線になっていない。

阪神はファンの大声援がないと力が出ない?

巨人の次は広島戦。おそらく左腕のジョンソンが出てくるだろう。巨人打線の調子を図るのにちょうどいい投手だろう。また、3試合。熱い戦いは始まったばかりだ。

巨人対阪神2回戦

 巨人対阪神の2回戦がデーゲームで行われた。残念ながら仕事のため、テレビ観戦できなかった。Yahoo速報だけで見ると、1回の裏に巨人が先制した。吉川尚輝が倒れた後に坂本勇人が3塁打を放つ。丸佳浩のセカンドゴロの間に先制。ここに、坂本勇人を2番に置いた意味があるのだろう。丸佳浩も安打は出なかったが、キッチリとランナーを返して打点を挙げる。

 そして、4回表に原口文仁にソロホームランを浴びて同点に。しかし、その裏に先頭打者の坂本勇人が2塁打で出塁。丸佳浩はファーストゴロを打ちランナーは3塁へ。いわゆる進塁打である。岡本和真に最悪でも外野フライでも良いというシュチュエーションを展開。この回は2点を奪う。取った後すぐに取り返すとはこの事だろう。そして、7回裏に打線がつながり8得点。試合を決めた。

 キーポイントとしては、丸佳浩に安打は出なかったが、キッチリと仕事をした。そして9安打で11点と言うことから、四球などを絡めて大量得点に結びつけることができた。大量得点により、中継ぎ陣も一通り使うことができた。丸佳浩にヒットは出なかったが、キチンとチームバッティングができているので、問題ないだろう。そして、坂本勇人サイクル安打の期待もあったが、代走を送った。それだけ余裕が生まれたのかもしれない。

 

 巨人の開幕2連勝と言うと、2017年以来だ。この時は、中日に6対2、4対2、6対3、ベイに5対2、4対2と開幕5連勝をしている。今回も3対2、11対1と相手を抑えている。開幕3連勝のためには、サンチェスが先発の役割を果たすことが重要である。猛虎打線を目覚めさせないように戦いたい。次の広島戦はジョンソン、九里亜蓮、遠藤淳志が予想される。相手ガルシアを打ち崩して、対ジョンソンに繋げたい。

開幕戦

 6月19日(金)にプロ野球が3ヶ月遅れで開幕した。巨人の開幕投手菅野智之阪神開幕投手西勇輝の両右腕。両投手とも序盤からナイスピッチング。凡打の山を築いていく。試合が動いたのは3回表。打者は西勇輝菅野智之の投げた球はど真ん中に。西勇輝の振り抜いた球はレフトポール直撃の本塁打。プロ入り初本塁打阪神が先制。投手が長いイニングを投げるときには抜くことが必要と言われているが、それを見透かしたかのような見事なバッティングだった。

 阪神が先制したが、試合は静かなままだ。次に動いたのは4回裏。中島宏之のタイムリーで巨人が追いつく。中島宏之も昨年は不本意な成績だったので、今年は期するものがあったのだろう。この内野安打は中島宏之の執念を感じた。しかし、5回表にまたしても西勇輝がタイムリ二塁打阪神が勝ち越し。そして、試合は終盤へ。西勇輝は6回1失点の好投で見事に役割を果たす。しかし、2番手の岩崎優が吉川尚輝に逆転勝ち越しツーランを浴びる。吉川尚輝も昨年は故障で不本意だった。鬱憤を晴らすかのような一撃だった。試合は中川皓太、デラロサと巨人の勝ちパターンがはまり見事な勝利。

 

 この試合のポイントを見ていく。まずは、先日のblogでも書いたように、巨人の打者のキーマンは丸佳浩亀井義行と書いた。西勇輝は自信を持っているのか丸佳浩を完璧に抑えた。ところが、巨人が同点に追いついた場面はツーアウトランナー無しから、岡本和真が四球。亀井義行二塁打中島宏之がタイムリーと。亀井義行の一打が得点に繋がった。ここで同点に追いつけたのは大きかったのではないか。一方の阪神のキーマンはblogには書いていなかったが、マルテと木浪聖也だった。昨年、菅野智之をよく打っていたからだ。木浪聖也は抑えた。マルテには、3打数2安打と打たれた。しかし、3番マルテの前の1番2番を完全に抑えた。そして、後の4番ボーアも抑えた。そこが大きかったのではないか。結果、阪神の得点は西勇輝様々だった。

 

 さて、明日の試合は田口麗人と岩貞祐太である。両左腕だが、打順の大幅入れ替えは無さそうだ。と言うことは、スタメン野手で安打の出なかった、糸井嘉男、近本光司、ボーア、糸原健斗、木浪聖也、丸佳浩、岡本和真、小林誠司に明日、安打が出るかがポイントだと思う。2試合連続無安打だと、3戦目まで影響が出る。野手は早く安打が1本ほしい。ここに注目したい。と言うことで、サメ男ならぬパーラに安打が出たのは大きい。熱い戦いは始まった‼️そして、巨人通算6000勝㊗️㊗️㊗️㊗️