菅野智之が挑む偉業
開幕投手は菅野智之に決定した。ここで、巨人の開幕投手の勝ち星を見てみる。
4勝0敗 別所毅彦
4勝1敗 斎藤雅樹
3勝2敗 堀内恒夫
3勝0敗 西本聖
3勝0敗 江川卓
3勝2敗 菅野智之
2勝0敗 大友工
2勝1敗 桑田真澄
2勝3敗 上原浩治
2勝1敗 内海哲也
1950年以降、巨人の開幕投手を務めたのは27人。その中でも4勝を挙げているのは、別所毅彦と斎藤雅樹。今年、菅野智之が勝ち投手になれば、この2人に並ぶ。そして、この2人に並べば、100%巨人が勝つ。是非この記録を達成して、巨人を勝利に導いてほしい。待ちに待ったプロ野球もようやく開幕。3ヶ月分の思いをみんなでぶつけて応援して行きましょう‼️
今年の開幕ベンチ入り選手
開幕ベンチ入り選手が発表された。
投手。デラロサ、澤村拓一、菅野智之、サンチェス、田口麗人、鍵谷陽平、古川侑利、中川皓太、藤岡貴裕、ビエイラ、高木京介、宮國椋丞。
内野手。増田大輝、中島宏之、坂本勇人、岡本和真、吉川尚輝、田中俊太、北村拓己、湯浅大。
外野手。陽岱鋼、丸佳浩、亀井義行、石川慎吾、重信慎之介、パーラ
以上が開幕ベンチ入り選手だ。阪神の開幕3連戦に、菅野智之、サンチェス、田口麗人でいく説と、菅野智之、田口麗人、メルセデスでいく節があったが、よほどのことがない限りは、菅野智之、サンチェス、田口麗人で行くだろう。そして、阪神戦の次のカードからは、戸郷翔征、メルセデス、桜井俊貴が先発するために登録されるので、誰か3人は抹消になる。おそらく、鍵谷、古川、宮國、田中貴あたりではないか。そして、吉川大幾、若林晃弘、立岡宗一郎、モタ、松原聖弥、山本泰寛、大竹寛、畠世周、高橋優貴、鍬原拓也、高田萌生らは開幕2軍。虎視眈々と一軍を狙う。
明日やっと開幕。皆さんで応援していきましょう📣よろしくお願いします🙇♀️
さあ、どちらを選ぶのか?
外国人枠の概要が出た。やはり、開幕前に出ないと非常にマズいと思っていた。これで、投手4打者1、打者4投手1が実現する。しかし、これは条件付きである。この4:1あるいは1:4を採用したチームはシーズン中に3:2あるいは2:3に変更することはできない。もしも、投手4、打者1を選択したとして、故障等で打者を2にしたいとする。その場合は従来の4人制に戻さなければならない。2:2となる。再度5人制を使いたい場合は、投手4打者1となる。巨人の外国人選手で当てはめてみる。
投手4打者1を選択したとする。投手はメルセデス、サンチェス、デラロサ、ビエイラ、打者パーラとする。ビエイラが故障で代わりに野手のモタを入れたい。ところが、ルール適用外で起用できない。どうしても、パーラとモタの打者2人を使いたい場合は、メルセデス、サンチェス、デラロサの誰か1人を外し、この中の2投手とパーラ、モタという4人体制で行かなければならない。おそらく、メルセデスとサンチェスの2人で登録と抹消を繰り返して併用していくだろう。
よって、どのパターンを選択するかがポイントとなるだろう。残りの1枠はビエイラ対モタになるので、おそらくビエイラだろう。投手4打者1でメルセデス、サンチェス、デラロサ、ビエイラ、パーラというのを選択できるだろう。最悪、ビエイラが間に合わなければ、コロナによる来日が可能なら投手の外国人選手を補強できる。さあ、どのような特例を選択するか?みものである。
投手のキーマン
開幕も金曜日。投手のキーマンは開幕第2戦に先発予定のサンチェスだろう。菅野智之は勝って当たり前、最低でも13勝。貯金は10してもらわないと、優勝が遠のいていく。そして、対戦が予想されるであろう相手のエース級に勝っていかなければならない。メルセデスや田口麗人はそこそこの実績がある。対戦相手の巡り合わせなどもあるが、二桁勝利を期待しても良い。この3人に加えてサンチェスが台頭する事が優勝への近道である。
しかし、オープン戦や練習試合等を見ていると散々な結果である。にも関わらず、開幕ローテーションに選ばれるのは年俸も絡んでくるが、持っているポテンシャルから、何かきっかけを掴めば覚醒するかもしれないと言う願望もあるだろう。ここで、2015年のデータを出す。
2015年と言えば、マイコラスが来日した年である。オープン戦では、5試合に登板で0勝4敗。防御率4.24。投球回18回に対して自責点は8も失点は14。公式戦に入っての初白星も遅かったが、初白星を挙げてからが怒涛の如く勝ち込み、終わってみれば21試合13勝3敗。防御率1.92。と素晴らしい成績を残した。
サンチェスはそこまでチャンスは与えられないと思う。2、3試合で結果を残さなければならない。試合内容が悪ければ即2軍行きもあり得る。だからこその開幕第2戦の先発だろう。しかも、菅野智之の後に投げると言う決して楽じゃない環境での初登板となる。その環境を跳ね除けて、優勝へ貢献してほしいと願うばかりだ。答えは土曜日に分かる。
1番に亀井義行やパーラ
6月13日と6月14日のスターティングメンバーで、今まで1番を打っていた吉川尚輝が7番でスタメンとなった。これについて、考察してみる。
13日
7亀井義行
6湯浅大
8丸佳浩
5岡本和真
9パーラ
3中島宏之
4吉川尚輝
2小林誠司
1サンチェス
14日
9パーラ
6増田大輝
8丸佳浩
5岡本和真
7亀井義行
3中島宏之
4吉川尚輝
2角谷銀仁朗
1田口麗人
1番と5番にパーラと亀井義行を交互に使った。1番パーラも個人的にはどうなるか分からないが面白い選択肢だと思う。2番に坂本勇人が入った時は、7番と8番を入れ替えてみてはどうか?7番捕手で攻撃が終わったとする。次の回は8番吉川尚輝から。吉川尚輝が1番打者で初回を迎えるのと同じパターンである。吉川尚輝が安打なり四球で出塁。次打者は投手。送りバントあり、盗塁ありと攻撃の幅が広がり、打線がつながる。バントが成功した場合、1死2塁で、パーラ、坂本勇人、丸佳浩、岡本和真と続く。即ちバントが成功すれば、1つのアウトが無駄にならない。吉川尚輝が7番だと出塁しても、8番捕手でバント。9番アウトで2死2塁となってしまう。あるいは、8番捕手がヒッティングで併殺打と言う可能性も高い(大城卓三が捕手だとまたちがう展開だが)。14日のオーダーでショートが坂本勇人になれば、非常に面白い打線になりそう。打順を変えるだけでも、いろいろな可能性が出てきそうでワクワクしてしまう。さあ、開幕はどのオーダーで行くのか?
巨人の開幕ローテ
開幕も金曜日に控えて巨人の開幕ローテーションご見えてきた。日ハムとの練習試合3連戦で、菅野智之、サンチェス、田口麗人と先発で投げた。おそらく、そのまま東京ドームでの開幕3連戦の阪神戦に中6日で先発だろう。火曜日からのカードは東京ドームでの広島戦。戸郷翔征、メルセデス、桜井俊貴となる模様。3週間分のローテが順調に行けば、
阪神 東京ドーム 菅野、サン、田口
広島 東京ドーム 戸郷、メル、桜井
ヤク 神宮 菅野、サン、田口
横浜 東京ドーム 戸郷、メル、桜井
中日 東京ドーム 菅野、サン、田口
阪神 甲子園 戸郷、メル、桜井
となる。菅野の開幕戦は外せない。中6日で回す場合は苦手の神宮で投げることとなる。中5日で広島の3戦目で投げて、横浜、阪神とぶつけることもできる。菅野の広島戦もあまり良いイメージがない。広島戦が神宮。どちらかは避けては通れないだろう。阪神キラーのメルセデスが2戦目でくると思ったが、サンチェスでは広島と横浜を抑えるのを難しいとみたのか。まあ、中6日でいけば、甲子園でメルセデスが投げる事となる。この通りに投げれば、田口が勝ち込む可能性もある。戸郷は2番手3番手とのマッチアップが予想される。ここで、勝てれば株は上がり二桁勝利を目指していける。この他にも、今村信貴や高橋優貴らも虎視眈々と先発の座を狙っている。まずは開幕戦の菅野智之対西勇輝。先制点を取って有利に試合を進めていきたい。
これを糧に
巨人対日ハムの練習試合で沼田翔平投手が3失点で降板。試合後に2軍での調整が決まった。開幕は5日後に迫っている。ここからは、1軍に残れるか残らないかの瀬戸際だった。
先頭の中田翔をセカンドフライで打ち取るも、続く渡邉諒にライトへツーベース。横尾俊建にはレフトへツーランホームラン。続く野村佑希にも本塁打を打たれて、1/3回3失点KO。やはり力負けしたのではないか。原監督が言うようにこれを糧にして、次上がってくる時にはもう1段階レベルアップした投球を魅せてもらいたい。
高校時代は北海道の旭川大高。1年春からベンチ入りと期待値が高かった。3年の夏はエースとして北北海道大会を勝ち進み甲子園へと駒を進めた。初戦の佐久長聖高戦で8回4失点と粘ったが、タイブレークの末敗れた。2018年のドラフト会議で、育成ドラフト3位で指名。2020年5月31日に活躍が認められて、支配下登録された。