さあ、どちらを選ぶのか?

 外国人枠の概要が出た。やはり、開幕前に出ないと非常にマズいと思っていた。これで、投手4打者1、打者4投手1が実現する。しかし、これは条件付きである。この4:1あるいは1:4を採用したチームはシーズン中に3:2あるいは2:3に変更することはできない。もしも、投手4、打者1を選択したとして、故障等で打者を2にしたいとする。その場合は従来の4人制に戻さなければならない。2:2となる。再度5人制を使いたい場合は、投手4打者1となる。巨人の外国人選手で当てはめてみる。

 投手4打者1を選択したとする。投手はメルセデス、サンチェス、デラロサ、ビエイラ、打者パーラとする。ビエイラが故障で代わりに野手のモタを入れたい。ところが、ルール適用外で起用できない。どうしても、パーラとモタの打者2人を使いたい場合は、メルセデス、サンチェス、デラロサの誰か1人を外し、この中の2投手とパーラ、モタという4人体制で行かなければならない。おそらく、メルセデスとサンチェスの2人で登録と抹消を繰り返して併用していくだろう。

 

 よって、どのパターンを選択するかがポイントとなるだろう。残りの1枠はビエイラ対モタになるので、おそらくビエイラだろう。投手4打者1でメルセデス、サンチェス、デラロサ、ビエイラ、パーラというのを選択できるだろう。最悪、ビエイラが間に合わなければ、コロナによる来日が可能なら投手の外国人選手を補強できる。さあ、どのような特例を選択するか?みものである。