2021年パリーグ打者編

 パリーグの打者編。打率では吉田正尚がダントツで首位打者だった。怪我もあったが、.339は2位と3分差。3割越えは吉田正尚森友哉柳田悠岐は順当だったが、そこに杉本裕太郎が入ってきた。杉本裕太郎のイメージは、当たれば本塁打といった感じだったが、一皮も二皮も剥けて、打率3位となった。10位には楽天岡島豪郎が入った。ここ数年のスランプを抜け出して、見事に復活した。

 本塁打では、杉本裕太郎が32本でタイトルを獲得。吉田正尚と杉本裕太郎の2人で打線を引っ張って、優勝につなげた。そして、栗原陵矢と島内宏明が20本越えした。打点では、島内宏明が96打点でタイトルを獲得。楽天の4番として、勝負強い打撃を見せた。盗塁では、荻野貴司源田壮亮、和田康士朗、西川遥輝が24日で並びタイトルを獲得。5月30日まで盗塁20を記録した、若林楽人が怪我で離脱。更に、絶対的な走塁のスペシャリスト周東佑京も戦線離脱。ラッキーな面もあったが、盗塁王盗塁王。この4選手はこれからも足で魅せてほしい。