2021年セリーグ打者編

 2021年セリーグのレギュラーシーズンが終わった。個人成績では、日本人が活躍している。コロナ禍ということもあり、外国選手が来日関係で活躍できなかったのも1つの要因でもあるだろう。外国人選手の規定打席到達選手の上位は、16位ビシエド、25位オスナ、そして、マルテ、サンズ、ソトと続く。ウィーラーは惜しくも規定打席に到達しなかった。上位5位は、鈴木誠也、坂倉将吾、牧秀悟、近本光司、桑原将志となっている。ルーキーの牧や復活した桑原が目立つ。鈴木誠也が大リーグへ行くかもしれないので、来シーズンは、また違った顔ぶれになるがしれない。

 

 本塁打では岡本和真、村上宗隆、鈴木誠也山田哲人が30本越えした。ヤクルトから2人いるので、破壊力抜群になり、優勝につながったのであろう。打点でもこの4人が上位を占めた。巨人の打者の打点では、岡本和真の次が、21位のウィーラー56打点。23位の丸佳浩55打点と少なかった。この辺りが80打点を超えていかないと、得点力は上がらないだろう。盗塁ではルーキーの中野拓夢が30盗塁で盗塁王となった。近本光司と合わせて、足で掻き回せたことが、得点力アップにつながったのだろう。巨人は梶谷隆幸の離脱も大きかったかもしれない。来年は岡本和真以外の巨人の選手が、このタイトル争いに絡んでこないと、優勝の可能性は出てこないだろう。