2年ぶりの交流戦が開幕

 交流戦が開幕した。巨人は東京ドームで楽天との3連戦。先発投手は戸郷翔征と岸孝之の両右腕。試合はスモークの本塁打とタイムリーで2点リード。いい流れで行きそうと思った4回表。二回り目の楽天に戸郷翔征が捕まった。二塁打2本で1点差に。更に、4番の島内宏明のスリーランホームランで逆転。やはり勝てないのかと頭によぎった瞬間、ウィーラーがスリーランでやり返す。そして、7回には連続押し出しなどで、9対4。そのまま逃げ切り勝利。打つ方は苦手の岸孝之を攻略。17安打9得点。吉川尚輝が4安打2盗塁。松原聖弥とスモークが猛打賞と大当たり。気分の良いスカッとした勝ち方であった。

 戸郷翔征は中盤打たれて4失点も4勝目(2敗)を挙げた。白星を先行させて、貯金を作れたことが大きいし、次に活きてくるだろう。打線もいつもボコボコ打てないと思うので、切り替えて臨んでほしい。明日は高橋優貴と則本昂大が先発。則本昂大は調子が良いので、ロースコアの展開となる可能性が大きい。高橋優貴はここ3試合勝ちがついてないので、そろそろ勝ちたい。楽天は良い左打者が多いので、どう抑えるかがポイントとなるだろう。幸運なことに、阪神が敗れたためゲーム差が縮まった。