落とし穴だったか

 楽天3連戦(東京ドーム)は2勝1敗で巨人の勝ち越しで終わった。大方の予想は、初戦の岸孝之は苦手意識があるので、厳しいかな。2戦目の則本昂大と高橋優貴では、ロースコアに持ち込み、なんとか食いついていきたい。3戦目の巨人は谷間だが、相手投手も瀧中暸太なので、打撃戦で勝てるだろうと思っていた。

 ところが、初戦は巨人打線が大爆発して、17安打の9対4で勝利。苦手の岸孝之を粉砕した形になった。2戦目も3本塁打ビッグイニングを作り、4回裏に5点。そのまま5対2で勝利。この打線で、今シーズン初先発の横川凱を大援護して、楽勝かと思われた。しかし、瀧中暸太を打てなかった。そして、酒居知史、栄家豪、松井裕樹のリレーの前に完封負け。一方の横川凱は5回2失点とゲームを作った。更に、大江竜聖、ビエイラ、桜井俊貴の3人で4回を無失点に抑えた。少し気の緩みがあったのかもしれない。しかし、2勝1敗と勝ち越した。対する阪神は佐々木朗希にプロ初勝利を献上するなど、ロッテ相手に1勝2敗。結果、ゲーム差を1縮めたことになった。交流戦では、勝つことが大前提だが、同一リーグで上位にいる(巨人の場合だと阪神)チームが勝った時は負けれない。その点では、良かったのかなと思った。明日からはソフトバンク戦。絶対勝つぞジャイアンツ。