オリックス編

 交流戦の最後の週はオリックス戦から始まる。オリックスは2014年にソフトバンクと優勝を争った。惜しくも0.0ゲーム差で優勝を逃してしまう。そこから、戦力補強等が上手くいかず、低迷したイメージ。最近の先発投手では、山本由伸を筆頭に、山岡泰輔や田嶋大樹が頭角を表した。そこに、高卒2年目の宮城大弥が出てきた。宮城大弥は1年間投げられるかは未知数だが、左右タイプ的に揃った。加えて、山崎福也や増井浩俊が谷間を埋めると面白い。後ろは、平野佳寿、ヒギンス、K鈴木と整ってきた。

 打撃陣は、吉田正尚しかいないイメージだったが、未完の大器、ラ王杉本裕太郎が覚醒した。この2人を中心に、T岡田やモヤ、頓宮裕真が脇を固める。パリーグはどのチームも調子が出ていないので、投打が噛み合えば、オリックスが抜けてくる可能性もある。決して侮れないチームである。週の頭ローテは、山岡泰輔、宮城大弥、山崎福也が先週投げた。金曜日は山本由伸が投げるので、中5日で3戦目に来る可能性もある。よって、ミスは無くして、失点は最小限にする必要がある。