なぜ強いのか?2

 今年の巨人はなぜか独走している。巨人が強いのか?他が弱いのか?まだ分からない。本日までの中継ぎの試合数に焦点を当ててみる。今年は120試合制で試合数は減っているが、開幕日と閉幕日の間が短いため、連戦が多い。中継ぎ投手の起用の仕方や層の厚さはとても重要なことである。各チームの登板数ベスト5をまとめてみた。

 

 巨人   中川皓太  24試合

      鍵谷陽平  24試合

      大江竜聖  20試合

      大竹寛   19試合

      高梨雄平  18試合

 

 阪神   スアレス  28試合 

      岩崎優   23試合

      馬場皐輔  21試合

      能見篤史  19試合 

      岩貞祐太  18試合

      ガンケル        18試合

 

 ベイ   エスコバー 34試合       

      パットン  32試合       

      三嶋一輝  29試合       

      山崎康晃  29試合                                  

                      石田健大  27試合

 

 中日   岡田俊哉  28試合

      祖父江大輔 28試合

      福敬登   28試合

      マルティネス24試合

      ゴンザレス 19試合

 

 ヤクルト 清水昇   30試合

      マクガフ  29試合

      石山泰稚  25試合

      長谷川宙輝 25試合

      星知弥   18試合

      梅野雄吾  18試合

 

 広島   塹江敦哉  28試合

      フランスア 28試合

      菊池保則  25試合

      薮田和樹  23試合

      島内颯太郎 20試合

 

 多少の消化数の違いはあるものの、巨人は少なく感じる。実は巨人の投手はたくさんイニングを投げているように見えるが、他のチームはもっと投げているのだ。開幕当初は高木京介藤岡貴裕宮國椋丞澤村拓一が頑張った。それに代わるように、田中豊樹や高梨雄平や大江竜聖が出てきた。故障して登板数は少ないものの、デラロサは13試合となっている。中継ぎの層の厚さと、質の良さが巨人は優れていると思う。それがチーム防御率にも現れている。

 

 これから優勝に向けて、まだ投げていない野上亮磨や高橋優貴等をどう使うか。見ものである。