すぐに結果

 北村拓己選手が失敗を取り戻した。長打を武器に原監督からも期待されている。ポジションも内野ならどこでもこなせる貴重な右打者。

 

 ところが、17日の広島との練習試合で一度もバットを振らずに三球三振という、1番やってはいけない恥ずかしいプレイ。原監督からも苦言を言われたが、翌日の練習でマンツーマン指導を受ける。そして、その後の中日との練習試合で途中出場。そして、見事な決勝ホームラン。原監督の指導に応える形となった。本当なら、2軍に落ちてもおかしくないプレイ。これで、存在感を表す事ができた。しかし、サバイバルバトルは始まったばかり。スモークとテームズの来日がコロナ禍で遅れる今、開幕1軍どころか開幕スタメンのチャンスまで出てきた。ここからは、ミスを無くして、結果を残す事が求められる。こんなチャンスは滅多にない。中島宏之亀井義行らも一塁を狙っている。陽岱鋼も必死だ。是非チャンスを物にしてもらいたい。