大城卓三

 大城卓三について。昨年は小林誠司の怪我もあり、レギュラー捕手を掴んだ。ような見えた。今年が勝負の年である。思い返せばドラフト会議。岸田倫行が2位指名。そして、同じ捕手の大城卓三が3位指名。当時はなぜ?と思った人が多かっただろう。大城卓三は野手に転向させるだろう説も飛び交った。今となっては、大城卓三は存在感を出し、岸田倫行は総合的に力をつけてきて、現段階では良かったドラフトでは無いだろうか。

 さて、これからの大城卓三の目指すべきところは。今年4年目だが、大学から社会人を経たため、2月11日の誕生日で28歳となった。若手と言うよりも、中堅からベテランの年齢となっている。現在の巨人の捕手が5年後となった時、大城卓三、岸田倫行、山瀬慎之助が1軍捕手枠に入ってる可能性が高い。大城卓三はファーストでも出場しているが、捕手だからこそ打力に価値がある。ファーストに専念して、今の成績だとレギュラーは難しい。小笠原道大のように覚醒すれば話は別だが。よって、打力はそこそこついてきたので、後は守備面での総合力の向上が大事であると思う。若手が同じような実力になってくると厳しいポジションでもある。生き残れるかは、今年の活躍次第だろう。