スタートライン

 巨人の八百板卓丸外野手が育成契約から支配下契約を勝ち取った。楽天で2014年育成ドラフト1位で入団。2017年に支配下されて、2018年には1軍で27試合に出場。順調にきていると思われたが、2019年には1軍で出場機会が無くて戦力外。トライアウトで巨人に育成契約で入団。2020年はイースタンリーグで5位の打率を残すなど、2軍での試合で一定の結果を残していた。今年は紅白戦から好調で7打数4安打とアピール。今回の支配下契約に至った。

 これからは、どのように見られるのだろう。今回は一軍戦力として見られたからこそ、支配下登録になった。もちろんだが、1軍で結果を残す事が求められる。結果が出なければ2軍へ行くことになり、最悪の場合は2度目の戦力外となる可能性もある。チャンスを掴み取り、そのチャンスを活かさなければならない。チャンスを活かして1軍で活躍できれば、他の育成選手の励みになるだろう。育成選手のチャンスと言えば、一握りしかない。そのチャンスを活かすべくスタートラインたった。まずは、代打でも自分のポジションを確保する事が目標となるのか。