危機管理2

 巨人の石川慎吾外野手が捕手の練習をしている。高校時代の捕手の経験から抜擢された。巨人の1軍捕手と言えば、小林誠司、大城卓三、炭谷銀仁朗、岸田倫行の4人いる。4人ともベンチ入りさせたいが、他ポジションとの兼ね合いで、3枠に抑えたいのが現状だ。昨年は小林誠司の怪我もあり、3人で収まっていたが、今年は4人から3人への争いとなる。そこで、野手が捕手というサブポジションを持てば、確実に捕手の場合は3枠で良くなる。更に、3人の捕手の使い方にも幅が広がる。

 

 現状の石川慎吾にはとても必要な事であり、1軍生き残りの大チャンスである。現段階では右の外野手の控えといった立場だ。昨年までの打力だと、若手で強打の右打ちの外野手が出てきたら、1軍に生き残れなくなってしまう。打撃が覚醒してレギュラーを掴むに越したことはないが、せっかくのチャンス。生き残りをかけて、活躍してほしい。