引退2

 巨人の吉川大幾選手が引退した。吉川大幾はPL学園出身の内野手。入団は2010年のドラフトで中日から2位指名を受けて入団。立浪2世としても期待された。ところが、練習態度などもあり、4年で戦力外。 

 

 翌年からは巨人でプレー。内野と外野の全ポジションをこなせるユーテリィーで巨人では出番が増えた。2018年には97試合に出場。守備固めや代走などに活路を見出した。2019年は吉川尚輝が腰痛で離脱。チャンスだったが、代走のスペシャリスト増田大輝が台頭。さらに、若林晃弘や山本泰寛にレギュラー争いに敗れ、出番を失う。2020年も出番はほとんどなく、戦力外に。トライアウトを受験するも、獲得球団は無く引退となった。球団職員(スコアラー)として球団に残る。巨人に移籍して、チャンスを活かせなかったイメージだが、中日時代よりは活躍できたので、獲得して良かったのではないか。また、入団時の期待値が高かったので、思ったよりも力が発揮できなかったのかもしれない。