2021年DeNAベイスターズ

 2021年のベイスターズセリーグ最下位だった。なんと言っても、先発投手が誤算だった。勝ち頭が大貫晋一の6勝7敗とは寂しすぎる。エースの今永昇太は怪我で出遅れ、5月下旬から投げて5勝。濱口遥大5勝、坂本裕哉4勝、東克樹は1勝と年間通して投げれなかった。即戦力ルーキーとして期待された入江大生も4試合4敗と期待外れだった。中継ぎ抑えはそこそこ揃ってるので、先発投手次第では上位争いに絡む力はある。

 打撃陣はルーキーの牧秀悟が大当たり。シーズン終盤には4番を打つなど、存在感を出す。首位打者争いにも顔を出した。切込隊長桑原将志も159安打と見事に復活した。佐野恵太と宮崎敏郎とこの日本人4人で安打を量産した。オースティンは3割3厘28本と活躍を見せたが、ソトは打率が上がらなかった。森敬人がショートに定着して、花が開くことがあれば、非常に恐ろしい打線となる。そこに、左腕先発投手が抑えれば、優勝も見えてくるだろう。今年はベイスターズに大きく勝ち越したが、来年は侮ることはできないだろう。