ソフトバンクの短期決戦での強さ

 昨日、日本がアメリカに延長10回の末、サヨナラ勝ちした。それで、ベスト4に進出。次回は韓国戦。おそらく、山本由伸が先発するだろう。ここで勝てば、決勝戦へ。負ければ、敗者復活戦は回り、勝てば決勝戦へ。負ければ3位決定戦へとなる。

 昨日の試合では、タイトル通りのことが出た試合だったと思う。まずは千賀滉大。3対6とリードされて、日本が2点を返して5対6となった場面で登板。流れが日本へ来ている中での登板。ここで失点をすると、相手は流れが行ってしまう。絶対に点を取られては行けない6回表。見事に3者凡退。しかも、3者三振で切り抜ける。続く7回は、ランナーを出しながらも無失点で抑える。2回を無失点で、相手に流れを渡さないピッチングをする。次は、柳田悠岐。5対6のままで迎えた9回裏。ワンアウト一塁三塁。ここで、ボテボテながらもセカンドゴロ。確実に同点に追いつくバッティング。点が入りやすい場面だが、ツーアウトになると、一気に苦しくなる場面。勝負強さが際立った。そして、栗原陵矢。10回裏ノーアウト1塁2塁での代打で登場。確実に送りバントを決める。3塁フォースアウトも考えられる場面。これは大きかった。そして、甲斐拓也。外野手が1人内野へ来た変則守備にも惑わされずライトオーバーのサヨナラタイムリー。このようなピッチングやバッティングが短期決戦には必要なのかもしれない。