キャプテンの一打

 オリンピック初戦。相手は強豪のドミニカ共和国。先発投手は山本由伸と巨人のメルセデス。巨人の選手では、坂本勇人が2番ショートでスタメン。相手の4番は元巨人で活躍できなかったフランシスコ。

 試合はというと、両先発投手の好投で6回を終えて0対0のスコア。7回表に試合は動く。この回から、山本由伸に変えて、青柳晃洋がマウンドへ。先頭のフランシスコが安打で出塁。ツーアウト1塁2塁から8番のバレリオに2点タイムリーツーベースを打たれ、2点を先制される。その後のピンチは平良海馬が見事に抑える。7回裏、浅村栄斗のヒットと柳田悠岐二塁打でチャンスメイク。村上宗隆の内野ゴロで1点を返す。8回裏に同点のチャンスも、本塁でアウトに。逆に9回表に追加点を許し、1対3と苦しい展開に。9回裏、チャンスで村上宗隆のタイムリーで1点差。甲斐拓也のセーフティースクイズで同点。相手のフィルダースチョイスも重なり、チャンスは拡大。ワンアウト満塁から、坂本勇人がセンターオーバーのタイムリーでサヨナラ勝ち。見事に勝利を挙げる。個人的な感想として、メルセデス。後半戦もこのピッチングを頼んだぞと言いたい。