3連敗の内容

 9月16日の阪神戦に勝った後、よもやの3連敗。その内訳は阪神に0対11、ベイスターズに0対6、1対7である。投打がかみ合わないというか、投打ともに絶不調状態であった。それは、9月16日の阪神戦に勝ってはいいが、5回までで7対0という圧勝の展開。先発の田口麗人も7回まで無失点の好投で完封ペース。最高の流れであったが、8回にいきなり崩れる。田口麗人と代わった田中豊樹で4失点。7対4と3点リードもワンチャンスで同点に追いつける可能性がある展開に。さらに1死2塁となり、大江竜聖がマウンドへ。近本光司と梅野隆太郎を三振に取ってピンチを抑える。これで勝負ありと思ったが、最終回にまたピンチを迎える。

 

 大江竜聖に代わってデラロサがマウンドへ。1死1塁から大山悠輔にツーランホームランで1点差に。デラロサはノックアウトで中川皓太がマウンドに。ボーアと陽川尚将を連続三振に取って試合終了。辛くも1点差を守り切る展開の勝利。阪神を戦意喪失した状態で3戦目を迎えたかったが、結果的に目覚めさせてしまった。翌日の試合は先発のサンチェスが大乱調。1回に2点、2回に3点の計5失点で勝負あり。野手も西勇輝を打てずに完封負け。0対11という完敗。守備も3失策と今年初の3失策のおまけ付き。嫌な感じで横浜に。

 

 横浜へ行っても流れは変わらず、巨人2番目の勝ち頭の戸郷翔征が3回までで5失点。やや疲れが見えたのか、それとも他チームに慣れられたのか。5回6失点流れを変えられない。打線も井納翔一を打ち崩せず、さらに中継ぎ投手にもやられて2試合連続完封負け。打線は一足早く大型連休に入ってしまったのか。2戦目もアニマルこと濱口遥大を打てず、3連敗。ただ、坂本勇人がタイムリーを打ち、意地を見せて明日はつなげたのが唯一の収穫だろうか。そして明日はタイガースとベイスターズ大好きのベンツことメルセデス。しかし、まさかの故障。予告先発変更となり、畠世周に。果たして、連敗ストップを託された畠世周は意地を見せれるのか?