サヨナラ勝ち

 オリンピック野球の決勝トーナメント。準々決勝のアメリカ戦。勝てば準決勝へ。負ければ敗者復活戦へ回る、注目の一番。

 日本は3回裏の坂本勇人の出塁からチャンスを作り、吉田正尚柳田悠岐のタイムリーで2点を先制。しかし、田中将大が捕まり、逆転される。その後は坂本勇人のタイムリ二塁打で追いつくも、点を取り合う一進一退の攻防。9回裏を5対6のビハインドで迎える。相手投手はヤクルトのマクガフ。鈴木誠也の四球。浅村栄斗のヒットで1塁3塁。柳田悠岐のセカンドゴロで追いつく。10回はノーアウト1塁2塁から始まるタイブレーク。日本の投手は栗林良吏。ここを見事無失点で抑え、攻撃陣に託す。日本は代打の栗原陵矢が送りバントを決める。続く打者は甲斐拓也。アメリカは外野手が1人内野に来る、奇襲を仕掛けてくる。しかし、甲斐拓也は物ともせず、ライトオーバーのサヨナラタイムリー。見事勝利を掴む。最後は栗原陵矢と栗林良吏の両方の栗が決めたが、我らがキャプテン坂本勇人の活躍も大きい。通算安打に入れたくなるくらいのヒット。次の韓国戦も、坂本勇人のバットが火を吹いて欲しい。