井納翔一のイメージと成績

 横浜の井納翔一投手も、フリーエージェントでの巨人移籍が決定的になった。井納翔一は大学卒後に社会人で4年間プレイしているため、プロ年数は短い割に年齢が高い。2018年の途中だけ中継ぎに転向して先発以外で投げたが、主に先発投手として登板している。

 2014年の11勝9敗がシーズンベストである。個人的なイメージは、前半は勝ち星を重ねているが、通常のシーズンは夏場から後半にかけて、怪我が不調で姿を見なくなるイメージである。今年はコロナウイルスの影響もあり、規定投球回には届かなかった。過去の実績から、1年間ローテーションを守れば、7勝ぐらいは期待できる。ただ、環境を変えることにより覚醒して、いきなりブレイクする可能性も秘めている。過度な期待はできないが、活躍してくれれば、儲け物ではないか。年俸が11位以下のCランクという事もあり、人的補償が発生されないのが良い。梶谷隆幸とセットなので、人的補償で投手を狙われる可能性もある。