最強の先発ローテ7番目投手なのか?

 本日、巨人は横浜に2対1で降雨ゴールドゲームながら勝利した。降雨コールドとは言え、ルール上1勝には変わりない。すなわち、価値ある勝利ということである。実は今日の先発投手は今村信貴である。毎年、先発投手として期待されながら、最多投球回数は2019年の81回2/3が最高。勝ち星は2018年の6勝。通算防御率も4.55。通算16勝12敗1分となっている。

 

 もちろん、先発ローテーションに定着して二桁勝利を挙げてほしいが、今シーズンは開幕ローテーションから外れて2軍スタートであった。今年の先発ローテは菅野智之、田口麗人、サンチェス、メルセデス、戸郷翔征、桜井俊貴の6人で始まった。今村信貴の役割としては、誰か怪我や炎上して調整が2軍課せられた時の予備の投手。すなわち、先発ローテ7番〜8番の投手なのである。実はこの7番手投手の役割が今年に限っては重要なものである(今年だけではなく、重要なのだが)。今年はコロナウイルスの影響で開幕が遅れた。そのため、6連戦続きが当たり前になっている。それに加えて、雨天中止の試合が増えると、月曜日に試合が組み込まれて、何十連戦とかの過密日程が組まれる、、120試合に減ったからとはいえ、シーズン終盤での中4日は答えるだろう。ただでさえ、特別日程のため、故障で離脱する選手が増えている。今村信貴のような投手が多ければ多いほど、後半戦を優位に戦えるだろう。だから、今日の試合はコールドゲームとは言え、今村信貴に勝ち星がついたのはとても大きい。