ハイネマン

 巨人が新外国人として、レッズの3Aでプレーしていたハイネマンとの契約に合意した。走攻守の3拍子揃った、右投げ右打ちの外野手。レッズでは秋山翔吾とレギュラーを争った。28歳とまだ若く、伸びる可能性があることから、獲得に踏み切ったのだろう。

 さて、今年の外国人野手の目玉は、スモークとテームズだった。ウィーラーは2人の保険。ウレーニャは若手の伸びてくれれば枠。ところが、スモークとテームズがコロナ禍で来日が遅れる。そこで、コロナウイルス陽性もあったが、ウィーラーが大活躍。満を辞してスモークとテームズが来日。ところが、テームズがデビュー戦で、アキレス腱を断裂してしまい今シーズン絶望。そして、スモークも家族が来日できないため、帰ってしまった。ウレーニャはあまり伸びなかったため、実質ウィーラー1人が、現在の外国人野手となっていた。もしも、ウィーラーが怪我などで離脱すると、大きな痛手となるので、活躍できるかできないかは別として、ハイネマンの獲得はありだろう。ファーストもできるということなので、色々な使われ方があるだろう。更に、梶谷隆幸もまだ間に合いそうもないので、ウィーラーがファーストで、ハイネマンが外野で起用も考えられる。もしも、ハイネマンが大当たりなら、巨人の優勝もグッと近づくだろう。