3戦3連勝

 開幕してから、先発ローテに入った投手はほぼ3回先発した。先発して3試合3連勝と言うのはものすごい難しいことが分かった。6試合投げて3勝と言う場合もあるが、それだとチームは3勝3敗の場合もある。3試合投げて3勝だとチームは間違いなく3勝している。当たり前だが、その投手に勝ち星がつけば必ずチームは勝つ。今年の3連勝した投手はどれくらいいるのだろうか?今年2連勝スタートした投手を挙げてみる。

 

 サンチェス→阪○ヤ○中●

 大瀬良大地→横○中○阪●

 スアレス →阪○広○中ー

 則本昂大 →オ○日○ロ○

 涌井秀章 →日○ロ○ソ○

    弓削隼人 →日○ロ○ソ●

 高橋光成 →ソ○オ○ロ●

 戸郷翔征 →広○横○ ?

 岩下大輝 →オ○楽○ ?

 

 好調の楽天投手の2連勝は則本昂大、涌井、弓削と3人いた。則本昂大と涌井は3戦3連勝となったが、弓削は2勝1敗となった。涌井は3試合で防御率5.29ながらの成績である。打線の援護に恵まれた点もあるが、嬉しい3連勝である。この2人に続けるか、手術からの開花を狙う岩下大輝と雨で試合は流れたが、休養十分の戸郷翔征。最多勝争いを盛り上げるために新鋭の活躍にも目が離せない。

 

今年のシーズン

 120試合制の今年。あっという間の2週間半。そして8分の1が経過。今年は変則日程のため、怪我などのアクシデントが起こりやすいのかもしれない。先発ローテの田口麗人が抹消。更には守護神デラロサまでもが離脱。この事態にチーム一丸となっていかなければならない。巨人の開幕ローテーションは

 

菅野、田口、サンチェス、戸郷、メルセデス、桜井というローテーションだった。田口の離脱により田口の場所に今村が入る予定だった。しかし、甲子園の阪神戦が中止になったため、

菅野、戸郷、サンチェス、今村、メルセデス、桜井となりそうだ。

阪神、甲子園→メルセデス、桜井

ヤク、神戸 →菅野、戸郷、サンチェス

広島、マツダ→今村、メルセデス、桜井

ベイ、横浜 →菅野、戸郷、サンチェス

中日、ナゴド→今村、メルセデス、桜井

ヤク、神宮 →菅野、戸郷、サンチェス

 

 注目すべきは広島戦の今村。今村はマツダスタジアムでの連敗を止めたこともあるので、期待したい。マツダでのメルセデス、神宮での菅野。ここらへんを乗り越えれば、かなりチームに勢いがつくだろう。菅野のいる週末ローテではできるだけ落としたくない。先発投手の回りにも注目である。

 

一回りの対戦を終えて

 6月19日に始まった2020年シリーズ。今年は120試合制で行われる。一回り15試合が終わったと言うことは、シーズンも8分の1が終わった。この3週間早かったと思う人、長かったと思う人様々ではないか。10勝4敗1分と上出来のスタートではないか。

 

 この3週間を振り返り、丸佳浩が不調だったが、調子を上げてきた。小林誠司と田口麗人が怪我で登録抹消。亀井義行も怪我をしたりと少しずつ不安も出てきている。一方、池田駿を放出して楽天のウィーラーを獲得したりと積極的に補強もしている。勝ってはいるが、中継ぎ陣を少し使いすぎな感じもする。大竹寛が上がってきそうなので、昨年のような投球を期待したい。

 

 今年は6月開幕という難しいシーズン。無理をすると体を壊してしまう恐れもあるので、体調管理を含めてしっかりとやっていく必要がある。こんなシーズンでも優勝は優勝なので、11月の終わりぐらいを最高の形で迎えることができることを願いたい。

これぞエースのピッチング‼️

 巨人対中日の試合。投手は菅野智之大野雄大。エース対決であり、開幕投手対決でもある。開幕投手を任されると言うことは、1年間この投手で中心に行くと言うメッセージにもなっている。今日の試合は前回不甲斐ない投球を見せた菅野智之にとっては、汚名返上でもある試合だ。

 試合は5回まで菅野智之はノーヒット。大野雄大は1安打と手に汗を握る投手戦。6回裏に坂本勇人本塁打で巨人が先制。試合が動き出す。菅野智之ノーヒットノーランを期待されたが、7回にビシエド二塁打を打たれる。結局、被安打はその1本だけ。巨人は北村拓己のタイムリー等で援護。菅野智之は9回を投げきり完封勝利。

 

 さて、エースのピッチングには幾つかの理由がある。1つ目に中継ぎ投手を休ませることが出来たこと。昨日まで12試合で、高木京介が7試合、澤村拓一と中川皓太が6試合と半分以上投げている。今年は120試合制とはいえ、6連戦が多い。中継ぎ投手をできるだけ休ませたい所だ。そこで、1人で投げ切る。本当に理想的だと思う。2つ目は相手エースに投げ勝った事である。今年初対戦の相手。しかもエース対決。これを制すれば波に乗ることができる。この圧巻の投球で、明日の田口麗人に繋げた。カードの頭を取るという事は本当に大きい。3つ目は前回の不甲斐ない投球を挽回した所だ。前回打たれて、今回も打たれたら、チームにはやな雰囲気がでる可能性がある。そう言う時にビシッと締めた。流石、菅野智之だと思わせた。

 この中日戦でちょうど一回りすることになる。巨人はコロナウイルス対策のため、ここまではホームゲームが多かった。しかし、ここからはビジターゲームも増えてくる。連覇のためにも、取れる試合は確実に取って、波に乗っていく必要があると思う。この異例な特別シーズン。ぶっちぎる姿を見たい。

開幕10試合を終えて

 今年は6月開幕となった異例のシーズン。7勝2敗1分と最高のロケットスタート‼️阪○阪○阪○広○広⚫️広△ヤ○ヤ⚫️ヤ○横○と言う星の並び。

 

 まずは、岡本和真が絶好調。得点圏打率も8割越え。更に三冠王争いをしている。丸佳浩が不調でも、十分に補っている働き。更に打者では下位打線の新外国人パーラが当たっている。下位打線が当たることで、チームに勢いがついている。

 投手陣ではこちらも新外国人サンチェスと高卒2年目戸郷翔征が開幕2連勝と連勝スタート。開幕前まで調子が悪かったサンチェスが勝ち、ギリギリローテに入った戸郷翔征が広島と横浜をねじ伏せた。そして1番の収穫が、中川皓太とデラロサの8回9回。今の所は言うことなしです。

 

 今年は変則日程のため、現在ホームゲームが多い。今のうちに稼げるだけ稼いで貯金を積み重ねていきたい。

巨人の野球

 神宮でのヤクルト3連戦は巨人が2勝1敗と勝ち越した。これで開幕して3カード9試合が消化したこととなる。本日の試合では12対0と圧勝。先発もシーズン前まで不安だったサンチェスが抑えて2勝目。数字を見れば、良い出だしだ。これからは、菅野智之にマークが集中しないよう支えになる投手になってほしい。

 

 開幕して目立っているのが代打の強さだ。本日まで22打数10安打と好調だ。全員野球ができている証ではないか。一軍の枠の増加が今のところプラスになっているのだろう。北村拓己や岸田行倫がプロ入り初安打を放つなど、勢いもある。小林誠司の骨折離脱もあったが、炭谷銀仁朗や大城卓三が躍動している。重信慎之介や石川慎吾が終盤に本塁打を打つ。今日はパーラが完全休養と原監督の采配が見事的中している。セカンドは固定できていないが、出場した選手がそれなりに結果を残している。今日の増田大輝のポジションは(二遊中三)と4つも守っている。このように、ユーテリープレイヤーが結果を出しているのもでかい。来週はいきなり打線が絶好調のベイスターズと激突。全員野球で勝ち進んでほしい‼️

今年の野球が見えてきた

 1勝1敗で迎えた広島戦。この試合は対広島の苦手意識を払拭するためにも是非取りたい試合であった。先発投手はギリギリでローテーションを勝ち取った桜井と遠藤。打撃戦が予想されたが、6回を終えて3対2で巨人がリード。ところが、7回に3点取られた。そして2点を返して5対5。9回表の投手はデラロサ。ホームの場合は同点の場合は信頼できる投手から出てくるものだが、今年の延長は10回までしかない。よって、8回は中川、9回はデラロサとほぼ決まる。そして、点差が4点や5点の時は出来るだけ使いたくない。10回は宮國が抑えて引き分けとなった。広島戦1勝1敗1分。今年こそは勝ち越したいので、同一カード負け越しは避けたい。今回は相手のエース大瀬良も登板していない。これからが、本当の勝負となっていくだろう。

 

 ヤクルト戦初戦は神宮球場という今年初めてのビジターの試合である。菅野対石川の開幕投手同士の投げ合い。5回を終えて1対0と巨人がリード。6回に菅野が崩れて1対5と苦しい展開に。7回8回と点を返して最終回に抑えの石山から重信が勝ち越しのツーランを打ち、見事な逆転勝ち。最後はデラロサが抑えて勝利。菅野の投げた試合で試合を落とすと、後々響いてくる。菅野はやや苦手な神宮で勝てず。負けが濃厚と思われた試合で逆転できた事は、チームも乗っていけるはず。引き分けを挟み連敗を阻止できたので、今日の逆転勝ちはとても意味のあるものだった。