規定投球回を見て思ったこと。
規定投球回投手が多いから強いとは限らない。中継ぎや抑えが豊富なチームだと、3番手以降の先発投手は初回から完投を考えなく、思い切って投げるだろう。また、完投能力が高いエース級がいても、2番手や3番手投手がしっかりしないと、エース級に負担がかかる。
セリーグは小川泰弘が後1回届かなかった。その他に投球回イニング100を越えた投手は、大貫晋一、秋山拓巳、戸郷翔征、遠藤淳志といる。この4投手は来年も行けるだろうと期待されるとともに、結果を残さなければならない投手となる。言ってみれば、この投手が活躍しないと、チームの成績は良くならない可能性が高い。真価が問われる。
パリーグでは、東浜巨が119回と惜しくも到達ならず。ロッテの小島和哉は113.1回と奮闘した。7勝8敗ながら、20試合でQSが10試合と期待の左腕として、結果を残した。先発投手が安定してきたロッテにとって、来年も結果を残すことができるのか。