快投の投手と言えば

 巨人の2軍コーチを見てみると、杉内俊哉木佐貫洋村田修一實松一成松坂世代のコーチがたくさんいる。ここまで来れば快投の投手と言えば思い浮かぶ人もいるかもしれない。

 

 みんなの想いを力に変えて、七色の夢掴みとれ、魅せろ快投、久保裕也

 

 懐かしい応援歌。久保裕也投手。現在は楽天で活躍。昨年は22試合で2勝1敗。防御率2.82と活躍。9月には節目の通算500登板を達成。今では少なくなった松坂世代の中でも1、2を争う活躍だろう。巨人の自由獲得枠で入団してから、横浜、楽天と3球団渡り歩いた。先発、中継ぎ、抑えとそつなくこなす技量がある。また、応援歌にもある通り、七色、七色の変化球を操る投球技術を持っている。このピッチングスタイルが、ここまで現役を続けている要因でもあるのではないか。トミージョン手術、中継ぎでの月間MVPなど、印象に残っている事は多い。このような投手は貴重な存在でもあり、チームの屋台骨にもなっている。出戻りを希望しているわけでは無いが、巨人にはこのような投手が必要なのでは無いか。言い方は悪いが、便利屋のような存在。若手でこの枠に飛び込むのはもったいないので、中堅からベテランにかけて、このポジションを掴み取る投手がでてきてほしい。候補としては野上琢磨だ。アキレス腱の手術も順調に来ているので、野上がこのポジションにおさまれば、チーム力はもっと上がるだろう。