打者のキーマン‼️

 今年の打者のキーマンは陽岱鋼だと思う。陽岱鋼フリーエージェントで日ハムより移籍。巨人と5年契約を結ぶ。今年が5年契約の4年目である。そろそろ、結果を残さないといけないと思っているだろう。

 では陽岱鋼のシーズンとは。2011年から2014年までの4年間が今のところ一番輝いていたのではないか。ほぼ、フルに出場した。本塁打は2015年の25本がキャリアハイ。通算104本と長距離砲でも無い。打率を見ると、2015年と2017年の.293が最高であり、3割に到達したことは一度もない。最近では、3割を打つことが難しくなっている。2019年の規定打席到達での3割打者は、森、吉田正、荻野、銀次、秋山、近藤、鈴木誠也ビシエド、糸井、大島、坂本勇人の11人だけだ。一球団に1人いるかいないかの計算となる。よって、陽岱鋼が3割以上の成績を残す事ができれば、巨人の打線がとてつも無い打線となるだろう。陽岱鋼は三振も多いバッターだ。2011年はそこそこ活躍したものの、三振数は中村剛也と並んでトップだった。2013年には47盗塁で盗塁王のタイトルも獲得した。自慢の脚力は年々衰えて、昨シーズンは盗塁0に終わった。打席数も年々減少傾向にある。陽岱鋼がフルで出場できれば、120安打以上は打てるだろう。代打での結果は昨シーズン残したが、代打で甘んじるほど力は衰えたと考えたく無い。

 どちらかと言うと、数字から見て振り回す感じがあるが、何でもいいので掴む事ができれば、化ける事ができるかもしれない。今年で33歳。老け込む年でも無いが、今年活躍できなければ、一気に下降線を辿るかもしれない。今年が勝負の年になるのは間違いない。今年こそは最高のシーズンにしてほしい。