大リーグでは

 大リーグでは、澤村拓一が5対5の同点で迎えた6回途中から登板。この回を無失点に抑える。その裏に、レンフローがソロホームランを放ち、そのまま勝利。澤村拓一に4勝目がついた。巨人の時はいろいろあったが、この活躍は素直に嬉しい。この時期に4勝目を挙げたということは、接戦で起用されていて、起用に応えていることではないか。敗戦処理投手から、見事に信頼を勝ち取ったものである。このような投手も巨人に出て来れば、チームはもっと勢いづくだろう。

 大谷翔平も26号ホームランを打った。どこまで数字を伸ばすのか、毎日が楽しみになっている。そして、ダルビッシュ有が7勝。前田健太が3勝。有原航平が2勝。大谷翔平が3勝。そして、菊池雄星が5勝と、今年は検討している。どこまで勝ち星を積み重ねられるのかも注目である。

 

戻ってきた

 長野の松商学園から、2018年ドラフト3巡目で指名されて入団。2020年には先発として3試合に登板。あと少しで勝ち投手の権利を得るところまで行ったが、ピンチで交代されて、勝ち星を逃したことが話題に。しかし、2020年オフに腰椎間板ヘルニアの手術により、育成選手に。原監督からは、「来年は直江に新人王を取らせますよ」と期待を寄せられている。

 同期のドラフト6巡目の戸郷翔征が昨年9勝6敗とブレイク。今年もここまで、8勝を挙げていて、リーグトップの勝ち星を挙げている。更に同期のドラフト4巡目の横川凱も、初勝利はまだだが、2試合先発している。2人に追いつくために、先発ローテーションに入りたい。現在の先発ローテーションは手薄なので、十分にチャンスはあるだろう。そして、この3人でチームを背負っていってほしい。

 

3タテ

 巨人がヤクルトに3連勝。阪神ベイスターズに3連敗。文字通りの3タテで、ゲーム差が2.5に縮まった。

 土曜日の試合は2点を先制されるも、坂本勇人のタイムリーと北村拓己のスリーランなどで逆転。2回〜5回までに9点を奪う効果的な得点で圧勝した。日曜日は、松原聖弥の先頭打者本塁打で先制。その後も岡本和真のスリーランと坂本勇人本塁打で追加点。5対2での完勝。戸郷翔征と高橋優貴がそれぞれ8勝目を挙げる、大車輪の活躍。今年はオリンピックのため、変則日程となっている。7月14日が終了したら、1ヶ月ほどの休みがある。阪神との直接対決は7月9日となる。そこまで、離されず着いていかなければならない。今週は最高の結果だった。来週もこの勢いを続けられるようになれば、チームも、もっと良くなるだろう。

 

5連勝。貯金10。

 敵地神宮での一戦。やや苦手な石川雅規を大城卓三のツーランと岡本和真のスリーランで攻略。投げてはメルセデスが7回を1失点にまとめて、7対1での勝利。中川皓太が助骨骨折で、オリンピック辞退という暗い話題をふっ飛ばした試合展開。

 メルセデスが7回を投げ切った。今までのメルセデスは、5回以降に突如崩れるというスタミナ切れを出していたが、それが出なかった。1安打だったが、セカンドスタメンで出ている北村拓己が存在感を出した。そして、大量点差ながら、戸田懐生が9回をピシャリと抑える。大江竜聖や高梨雄平、鍵谷陽平などを温存できた事も大きい。今年のペナントも折り返しを迎えようとしている。この調子で少しずつ阪神を捉えたい。

 

 濱口遥大が好投。今日は調子の良い日。

 広島は5連敗で最下位転落。

 ロン毛を切った高橋光成が久しぶりの勝利。

 平良海馬が36試合連続無失点。

 オリックスは山本由伸の投げた試合での敗戦は痛い。

 則本昂大が完投勝利。復活を印象付ける。

 

 

完勝

 北陸シリーズ2連戦は巨人の2連勝で締めくくった。第2戦は富山での試合。巨人の先発は大リーグから戻ってきた山口俊。相手は古巣の古巣のベイスターズ。対する投手は今永昇太。怪我から復活してきた。今後を占う試合と予想した。試合は初回に柴田竜拓の本塁打ベイスターズが先制。2回裏に坂本勇人のタイムリーで追いつく。3回には丸佳浩のツーラン。6回には丸佳浩のソロホームランと追加点。山口俊は6回途中まで投げて、その後は得意の小刻み継投。1失点に抑えて、4対2での勝利。8回は田中豊樹、9回はビエイラが抑える。中川皓太とデラロサ不在を感じさせない内容。阪神が敗れたため、ゲーム差は5に縮まった。

 佐藤輝明が19号本塁打。絶好調が続く。

 藤浪晋太郎は調子が落ちてきて、乱調気味。

 広島は小園海斗、林晃汰、坂倉将吾とフレッシュなクリンナップ。

 楽天田中将大が3勝目。

 オリックスはラ王こと杉本裕太郎が軽く打って15号本塁打

 平野佳寿も抑えとして機能し出している。

 オリックスは11連勝で2位楽天とは2ゲーム差。抜け出していきそうな勢い。

 

地元で活躍

 今日のヒーローは北村拓己だろう。石川県金沢市出身。今日は久しぶりの北陸シリーズで石川県での試合。8番セカンドでスタメン。地元だからではなく、4打数2安打。2打数1安打とスタメン2試合で大当たり。吉川尚輝の離脱で空いたセカンド。好調を維持してのスタメン。第1打席は3回裏の先頭打者。レフト前ヒットでチャンスメイク。丸佳浩のスリーランホームランの起点となる。第2打席は4回裏一死一塁二塁から、低い弾道での弾丸スリーランホームラン。この2発で勝負あり。6対1の圧勝。北村拓己は右投手からでも打てる事をアピール。阪神もヤクルトも勝ったため、ピッタリと追走。明日は左腕の今永昇太が先発のため、富山でのゲームもおそらくスタメンだろう。明日も勝利へ導け。

 阪神スアレスは22セーブ目。ものすごい記録が出そうな勢い。

 田口麗斗は4勝4敗。地味に勝っている。

 西武の平良海馬は今日も無失点で、無失点記録は35に伸び、リーグ新記録。

 今日もオリックスのラ王、杉本裕太郎が大活躍。本当に覚醒したな。

 明日は山口俊が先発。逆転優勝のためには絶対活躍が必要。今年を占う一戦になるかもしれない。

 

少し前までは

 今日から、ベイスターズと北陸2連戦。金沢、富山と続く。首位阪神は中日と、ヤクルトは広島と3連戦である。巨人は2連戦のため、取りこぼしはできない。阪神やヤクルトが3連勝すると、2連勝でもゲーム差は広げられてしまう。1勝1敗で3連勝されると、ゲーム差は1.5も広がってしまう。

 少し前までは、ベイスターズや広島とは優勝を争っていたため、激戦が多かった。しかし、現在ではこの2チームの取りこぼし(負け越し)は許されない状況となっている。2連戦なら、なおさらである。しかし、ベイスターズには、今永昇太が復活してきた。広島には、大瀬良大地、森下愓仁、九里亜蓮など好投手もいる。巨人はベイスターズ戦。サンチェス、山口俊と投げる。特に、富山での試合は山口俊と今永昇太が投げ合う。今後を占う意味では、重要な試合となりそう。梶谷隆幸も復活して、吉川尚輝が抜けたが、メンバーは戻ってきた。阪神追撃のためには、打線の爆発しかないだろう。