3割打者

 規定打席に到達して3割を打てば、打者の勲章だろう。その年にもよるが、例年3割打者が少なくなっているイメージがある。理由は様々だと思うが、投手の球速が上がったり、変化球の質が向上したからではないか。

 セリーグでは、佐野恵太、梶谷隆幸青木宣親大島洋平、村上宗隆、高橋周平、宮崎敏郎、鈴木誠也の8名。パリーグでは、吉田正尚柳田悠岐、近藤健介、西川遥輝の4名。計12名。チーム別に分けると、ベイ3、ヤクルト2、中日2、日ハム2、広島1、オリ1、ソフト1、巨人0、阪神0、西武0、楽天0、ロッテ0となっている。

 巨人では、坂本勇人が開幕前にコロナウイルス偽陽性になったため、調整が遅れた。丸佳浩が骨折しながら試合に出ていた。吉川尚輝や岡本和真は不調期間が長く、波が激しかった事もあり0だった。この4人が規定打席に到達。来年は、4人揃って3割越えを目指してほしい。更に、梶谷隆幸が加わり5人の3割打者がいたら、それが3連覇への近道だろう。