常総学院の監督
今年の茨城県の新人戦。常総学院が優勝して、関東大会へ。その常総学院の監督がベイスターズなどで活躍した島田直也氏。
常総学院のOBで高校時代は甲子園にも出場した。2020年の3月16日に日本学生野球協会から学生野球資格回復の適性を認定されたことにより、指導が可能になった。4月1日にコーチとして復帰して、7月の代替大会が終了後に監督に就任した。
現役時代は日本ハムでスタートして、トレードで大洋に移籍。その後、ベイスターズでは中継ぎとして活躍。1995年は中継ぎながら10勝を挙げる活躍。1997年には60試合に登板して、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。そして1998年にはリーグ優勝に貢献した。それ以降は不調でヤクルト、近鉄と渡り歩いて引退した。
2軍再調整
本日、3対6でベイスターズに敗れた。先発の田口麗斗は6回に崩れて5勝5敗となった。先発投手には出来るだけイニングを投げてほしいのだが、原監督の言うのには、代え時が難しい。リリーフ向きなのでは等。そして、田口麗斗の2軍調整が決まった。
これは、日本シリーズを見据えての選択なのでは無いか。今年のセリーグはクライマックスシリーズがないため、シーズン優勝チームが日本シリーズ進出となる。日本シリーズの先発投手は4人ないし5人で回す。菅野智之、戸郷翔征、サンチェスを軸に、4戦目や5戦目は、田口麗斗、桜井俊貴、今村信貴、復調すればメルセデスとこの4人を駆使していく構想なのではないか。
阪神も敗れたことにより、優勝へのマジックは15。残りは28試合。着々とゴールテープは近づいている。
ついに
吉川尚輝が今日5打席立ったことにより、規定打席に到達した。怪我が多かった吉川尚輝にとっては、勲章である。もちろん、120試合を終えた時に名前を残す必要がある。順位は14位にランクイン。10位の近本光司までは、およそ1分ぐらい。できるなら、10位以内に入り名前を残したいところ。
巨人でも現在、規定打席に到達しているのは、坂本勇人、岡本和真、丸佳浩、そして吉川尚輝で4人目。今年の巨人は日替わりオーダーで、色々な選手を併用することが多かった。吉川尚輝も前半は北村拓己等と併用されていたが、ここの所はずっとスタメンである。原監督の信頼を勝ち取ったのだろう。現在は打撃好調のため、1番打者に定着。1試合4〜5打席回ってくる。規定打席到達も目前のところまで来ている。
敗戦処理とは
敗戦処理投手。聞こえは悪いが、実は重要な役割を担っている。近年は投手分業制が確立しており、勝ちパターン起用と負けパターン&大差パターン起用の2通りにおおよそ区分される。勝ちパターンと言えば、リード時や接戦時の7回〜9回ぐらいに投げる投手である。
敗戦処理投手がしっかりしていないと、大差のゲームなどで勝ちパターンの投手を使ってしまうことになる。そうしないために、ゲームが壊れかけてもしっかりとゲームを作り直さなければならない。この敗戦処理で成績を挙げて、昇格していく投手もいた。また、ここにチャンスがあると思って、結果を残さなければならない。
田中豊樹21試合
藤岡貴裕10試合
ビエイラ15試合
宮國椋丞21試合
沼田翔平 5試合
堀岡隼人11試合
インパクトを残せたかな?残り30試合で何か掴み取ろう。宮國椋丞と堀岡隼人が2軍へ降格。さあ、代わりの投手が爪痕を残せるか。
錯覚してた2000本安打
2000本安打。名球会入りと同時に打者の一つの目標でもある。2017年に荒木雅博、阿部慎之助、鳥谷敬、青木宣親が達成。2018年は内川聖一と福浦和也が達成。出やすい記録だと錯覚に陥っていた。2019年は達成者なし。2020年は坂本勇人が残り30試合で26本と良いペースで来ている。ただ、優勝を決めて消化試合になるとペースが微妙になるが、達成は間違い無いだろう。
次に続くのが、栗山巧はここまで1904安打。一時期スタメンを外れた年もあったが、今年は4番も何試合か務めるなど、順調にヒットを重ねる。来年には達成可能だろう。中島宏之は昨年、戦力外が噂されたが、巨人に残留。今年はファーストで出場機会を得て、67安打を積み上げ、1834安打とした。今年のペースで行けば、後2年で行けそうだが、年齢との戦いだろう。以降は松田宣浩、糸井嘉男と続く。