フレッシュオールスター

 オールスターに先立って、フレッシュオールスターが行われた。主に若手が出るオールスター。イースタンリーグウエスタンリーグの試合である。巨人の選手は、平間隼人が6番レフトでスタメン。平内龍太。戸田懐生。この3選手が出場。これを経験にこれからの活躍に期待したい。

  それにしても目立った活躍をしたのは、ヤクルト高卒ルーキー内山壮真。星稜高出身でヤクルトのドラフト3位である。2年次に甲子園出場。一つ上の現ヤクルトの奥川恭信と巨人の山瀬慎之助一緒に甲子園準優勝。当時はショートを守りながら4番を打っていた。本職は捕手だが、一つ上に山瀬慎之助がいたので、ショートにコンバートされていた。山瀬慎之助が引退すると、捕手としてチームを牽引していた。かつてはドラフト1位候補にも挙がっていたが、コロナ禍による事情や、体が小さいと言うことから、1位指名リストからは消えていた。それでも、ヤクルトに3位で入団。試合では、本塁打と四球で勝利に貢献。見事MVP。巨人での捕手は同じ高校出身の山瀬慎之助がいるため、捕手での指名は難しかったが、結果論ではあるが、1年目からセカンド行けたんではないかと思ってしまうほどの活躍である。