開幕まで3週間ほど

 2021年開幕まで3週間を切った。今年はコロナ禍の中で行われるが、今のところは無事に開幕を迎えれるだろう。

 さて、巨人は昨年のドラフト会議で、左の大砲の佐藤輝明を抽選で外した(実際には当たりくじが残っていなかった)。そこで、ドラフト5位で秋広優人を獲得した。最初は200センチの身長がピックアップされて、名前が売れた。投手としては最速144キロ、打者としては高校通算23本塁打。巨人は大型三塁手として、じっくり育てる予定だったが、紅白戦で安打を固め打ち。1軍に残って、オープン戦に帯同。そして、3月6日のオープン戦で安打を放った。

 

 まさに、嬉しい誤算だろう。秋広優人の活躍は他の選手に刺激を与えて、チームの活性化につながっているだろう。巨人の一塁手を見ると、新外国人よスモークやテームズが起用される予定だったが、緊急事態宣言により来日できず、開幕戦は絶望的。内野の一つのポジションが空いたことになる。そこの枠に入ろうと秋広優人が出てきた格好になった。ところが、ベテランの中島宏之、中堅期待の北村拓己、亀井義行陽岱鋼も守れる。そして、昨年活躍したウィーラーも狙っている。実はこのポジションは激戦区となる。開幕戦でに1軍に残れるかは分からないが、上での活躍も見てみたい。また、打てなくなった時にどのような起用になるのか。一日一日目が離せない。