うまく取るように感じる。

 ソフトバンクが昨年までの日ハムにいたマルティネス投手を獲得した。昨シーズン、6勝を挙げた左腕のムーアの退団と、長らく先発を務めたバンデンハークの退団により、先発外国人投手として獲得されたのだろう。マルティネスは日本ハムの1年目の2018年、10勝11敗と貯金は作れなかったが、見事に二桁勝利を挙げた。2019年は怪我のため活躍はできず、2020年も2勝7敗と不本意なシーズンだった。しかし、30歳と中堅の年齢であり、環境が変われば活躍する可能性を秘めている。

 ソフトバンクはこれだけの戦力を持ちながら、補強をすると的確な補強に感じる。千賀滉大、石川柊太、東浜巨和田毅。これにマルティネスがハマれば、また強固な先発投手陣の形成となるだろう。例え、8勝8敗ぐらいでも、5番手投手の役割としては十分なのではないか。5番手ながら、どこまで相手のエース級と投げ合えるか。また、先発陣が離脱した時に穴を埋めれるのか。役割が明確だであり、上手い補強だと、贔屓チームではないが関心してしまう。