沢村賞

 今年の沢村賞は中日の大野雄大に決まった。沢村賞の基準とは

 15勝以上

 150奪三振

 10完投

 防御率2.50以下

 投球回数200イニング以上

 25登板

 勝率6割以上

 以上の7つの項目が基準となっている。今年はコロナウイルスの影響により、投球回数200イニング以上の項目は難しいとされていた。よって、今年の基準は少し違ったようだ。昨年は山口俊や有原航平らが15勝と好成績を挙げたが、完投数が著しく少なく、2000年以来の該当者無しとなった。さて、今年は菅野智之が開幕13連勝を含む14勝2敗対大野雄大の10完投6完封の争いだと感じた。防御率は共に1点台。やはりインパクトとして完投数の数が上回った。近代野球では投手分業制により、著しく完投数が減少している。沢村賞の主旨も完投できる投手と言うことからも、この結果だった。個人的にも大野雄大かなと思った。菅野智之が15勝0敗だったら、菅野智之だったかもしれない。