マジック38と10.5ゲーム差

 巨人が阪神を下して、引き分けを挟み8連勝。貯金も24として、マジック38。2位の阪神とのゲーム差も10.5とした。

 

阪101010000 3

巨01010301×   6

  奇数回では阪神が得点で偶数回は巨人が得点という展開で試合は進んだ。勝負の分かれ目は7回だろう。ここまでの成り行きで行けば阪神が得点する番。投手は菅野智之に代わって高梨雄平が上がる。待ってましたと予定通りに小幡竜平がショートへの内野安打で出塁。続く近本光司は四球を選び、ノーアウト1塁2塁。巨人は5対3と2点リードしてるものの、同点すなわち菅野智之の勝ち星消滅を覚悟した瞬間、阪神ダブルスチール。小幡竜平は3塁でタッチアウト。ワンアウト2塁となり、その後チャンスは潰えた。そして8回裏にダメ押しの1点。3点差となり、その後継投で逃げ切った。

 

 負けているチームの盗塁は100%最高しなければ、全て最悪の結果となる。この盗塁失敗でこの試合のすべての流れが変わった。いや、ペナントが変わったと言っても過言では無いだろう。まだマジックが点灯しただけで、この先どうなるか分からない。しかし、今日の1勝はとても大きな勝利となりそうだ。