2戦目に勝った意味

 中日対巨人の3連戦の2戦目。昨日は菅野智之大野雄大の素晴らしい投げ合いに見事勝利した。実はその試合の次の試合は大事になる。巨人の先発投手はサンチェスと順番を入れ替えて中5日の田口麗人。中日はルーキーの岡野祐一郎。試合は坂本勇人の3本塁打等で5対4で巨人の勝利。大きいのは坂本勇人に本来の当たりが戻ってきた事だ。一時は打率.220ぐらいまで低迷した。その打率が.277まで上がってきた。調子が戻ってきたのだろう。2000本安打まで53試合で50本と完全に視界に捉えた。今後も坂本勇人の安打数に目が離せない。

 

 その次に、高梨雄平で試合を締めた事だ。5対4で迎えた9回裏。デラロサが投げるだろうと思われた瞬間、マウンドに上がったのは高梨雄平である。今日が20試合目の登板で防御率も1点台と安定している。そして、ランナーを1人出すものの、見事に火消しを果たす。プロ入り2セーブ目である。そして、中川皓太とデラロサを休ませる事ができた事だ。月曜日の阪神戦と火曜日の中日戦と2人とも連投している。今日投げれば3連投となる。今年は6連戦が多いため、3連投以上はできるだけ避けたい。そこで、2人を温存して1点差に勝利したことに価値がある。

 

 貯金20に乗せた。苦手にしていた中日に勝ち越している。ナゴヤドームで勝っている。と様々な良い事があった。今シーズンはまだ22試合しか負けていない。ぶっちぎりの成績で優勝の美酒を味わいたい。