独走気配

 巨人の絶対的エース菅野智之が勝利数と防御率に関して、タイトル争い独走気配の模様である。勝ち星はご存知の通り7勝0敗。現段階で2位は大貫晋一、戸郷翔征、今永昇太、小川泰弘、青柳晃洋の5勝。2つの差をつけている。火曜日の阪神戦に中5日で先発予定なので、8勝目を挙げるとかなり大きい。菅野智之には、試合数が少なくなったので、田中将大の24勝0敗はキツイが、無敗で貯金をたくさん作ってほしい。逆に貯金を大量に作れば、優勝へグンと近づいているだろう。

 次に防御率。日曜日の試合に投げた平良拳太郎と互角の争いをしていたが、この日3回途中を6失点と崩れて防御率が大きく悪化。菅野智之が1.75でトップ。2位が西勇輝の2.42と大きくリード。この差も2位以下の投手が無双するか、菅野智之が大崩れしなければ逆転は難しい。大崩れしないと共に、イニング数を稼いで行けば、こちらのタイトルも手にすることができるだろう。

 

 この2つのタイトルを圧倒的な差で手に入れた時、巨人の優勝は限りなく近いものとなっているだろう。