巨人のサード。

 サードは岡本和真で固定したい。巨人のサードと言えば、長嶋茂雄原辰徳と言った4番サードと言うイメージもあるだろう。岡本も2年連続30本塁打という実績も挙げたので、そろそろサード固定と行きたい。

 そもそも、岡本がサードに固定されなかったのはチーム事情にもある。そのため、サードとファースト、レフトと起用された。初めて30本塁打打った年は、3ポジションを守った中での打撃なので評価できるだろう。岡本の守備力はと言うと入団当初はうまくなかったが、年を重ねるごとに上達してきた。真面目に練習を行い、それの積み重ねであるのだろう。

 サードと言うポジションは簡単だと思われがちだが、実は難しい。そもそも、野球において9つのポジションはそれぞれの役割があり、その役目を果たしてこそチームは成熟していく。サードでは右強打者の鬼のような打球処理や、バント処理、フィールドを横から見る視野の広さなど、勝利には欠かせない。

 巨人では坂本勇人のサードコンバート説が盛んだが、岡本がしっかりと定着したら、坂本勇人はファーストにコンバートしても良い。サードを守れなくて外野を守るようになった強打者は山ほどいる。岡本には巨人の4番サードでチームを引っ張っていく存在になって欲しい。そうすれば、常勝軍団を築き上げれるかもしれない。