プロ野球名鑑拡大版

 2月下旬の楽しみとして、プロ野球名鑑の発売がある。私が毎年買っている野球名鑑がある。廣済堂出版の物だ。1998年から毎年買い続けている。色々な選手を見たりする楽しみがある。そして、シーズン開幕へ向けてのモチベーションアップにもなる。

 選手の顔の写真が大きい選手と普通の選手と分けてある。大きい選手の事をチマタでは拡大版と呼ぶ。投手4人と野手8人(たまに7人の時もある)が拡大版である。今年のジャイアンツはと言うと、投手は菅野、桜井、中川、メルセデスが拡大版だった。菅野は怪我したが二桁勝利、中川は中継ぎ抑えで大活躍。2人は順当だった。本来なら、山口俊が入ってきて、桜井かメルセデスのどちらかが外れる予定だった。野手では捕手は小林、捕手&内野手で大城、内野手坂本勇人、岡本、若林、外野手は陽岱鋼、丸、亀井が拡大版だった。

 内野手では若林が意外だったが、よく見ると坂本勇人、岡本を除き、若林より活躍した内野手はいなかった。厳密に言うと、若林より活躍したセカンドはいなかった。吉川尚輝は開幕早々離脱。山本泰寛、田中俊太は若林よりも安打数は少ない。前のブログでも書いたが、レギュラーが定まってなく、誰にでもチャンスがあると言う事である。今年は北村拓己や湯浅大も参戦して、超激戦区となる。レギュラーどころか、1軍をかけた熾烈な争いとなりそうだ。

 外野手では丸と亀井は当確。陽岱鋼も57安打と不振だったが、ゲレーロが抜けたことにより当選。新外国人のパーラが選ばれる可能性もあったが、それを差し置いての当選。陽岱鋼もフルシーズン出て、キャリアハイの成績を残すぐらいでないと、そろそろ本当に危なくなる。

 2019年の拡大版は山口俊、澤村、菅野、岩隈(メジャーより復帰)、小林、吉川尚輝、坂本勇人、岡本、陽岱鋼、丸、亀井だった。

 ちなみに、1998年の拡大版は、斎藤雅樹槙原寛己桑田真澄、ガルベス、川相昌弘清原和博石井浩郎、広沢克、高橋由伸(ルーキー)、清水隆行松井秀喜だった。